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資格・キャリア2026年度試験対応

行政書士と中小企業診断士はどっち?難易度・仕事・取得順を比較

行政書士と中小企業診断士は、どちらも事業者支援に使える国家資格ですが、試験と仕事の中心が違います。行政書士は行政法・民法と許認可・書類業務、中小企業診断士は経済・財務・経営・運営等の7科目と経営診断・助言が中核です。合格率だけでは二段階試験と受験者集団の差を比較できません。2026年度の制度と令和7年度の公表値から、自分の仕事へ近い方を選びます。

公開日
2026年8月2日
更新日
2026年8月2日
読了目安
24
法令基準日
2026年4月1日
行政書士の六法・許可申請書と中小企業診断士の財務・経営分析表を比較するカバー
先に結論

行政書士と中小企業診断士のどちらが向くかは、許認可・契約書・行政手続を仕事にしたいなら行政書士、経営分析・成長戦略・業務改善を中心にしたいなら中小企業診断士が基本です。令和7年度は行政書士の合格率14.54%、中小企業診断士は第1次23.7%・第2次17.6%でしたが、診断士は二段階で科目合格・免除もあり、単純比較はできません。2026年度から診断士第2次の口述試験が廃止され、筆記が最終試験です。

この記事でわかること

迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます

  • 行政書士は1日3時間の一段階試験、中小企業診断士は第1次2日・第2次筆記の二段階
  • 令和7年度合格率を並べても、受験段階・免除・母集団が異なるため上下は断定できない
  • 行政書士は許認可・書類、中小企業診断士は経営診断・助言を中心に仕事を選ぶ
  • 取得順は共通知識より、一年以内に使う業務と試験日程から決める

01結論:行政書士は行政手続、中小企業診断士は経営診断から選ぶ

行政書士を選ぶ軸は、官公署への許認可・届出、契約書等の権利義務書類、事実証明書類を扱いたいかです。建設、運送、在留、飲食、農地、法人、相続など、個別法の要件を依頼者の事実と証拠へ変え、行政手続を完了させます。行政書士法と他資格法の業務境界を守ります。

中小企業診断士を選ぶ軸は、中小企業の経営課題を分析し、成長戦略と実行計画を支援したいかです。中小企業庁は、経営資源に関する診断・助言、企業と行政・金融機関等のパイプ役、中小企業施策の活用支援を主な役割として案内しています。

二資格は競合するだけでなく接続します。行政書士が許認可と書類を、中小企業診断士が経営分析と実行支援を担えば、創業・成長・事業承継を異なる角度から支援できます。ただし資格を増やす前に、一年以内に担当したい案件を三つ書き、先に使う方を選びます。

022026年度は、行政書士が11月8日、診断士が8月と10月の二段階

2026年度行政書士試験は11月8日、午後1時から4時までの3時間です。年齢、学歴、国籍等に関係なく受験でき、法令等46題と基礎知識等14題の合計60題・300点です。択一式、多肢選択式、40字程度の記述式を一日で受けます。

2026年度中小企業診断士第1次試験は8月1日・2日の二日間で、経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の7科目、各100点です。年齢・学歴等の受験制限はありません。

第2次試験は10月25日の筆記試験で、2026年度から口述試験が廃止されました。第1次合格者等が、中小企業の診断・助言に関する四つの事例へ記述で答えます。行政書士は一回の総合試験、診断士は知識を測る第1次と応用を測る第2次という構造です。

2026年度試験の基本構造
確認行政書士中小企業診断士
受験資格年齢・学歴・国籍等を問わない年齢・学歴等の制限なし
試験日11月8日第1次8月1・2日、第2次10月25日
構造一日3時間・60題・300点第1次7科目、第2次4事例
形式択一・多肢選択・記述第1次多肢選択、第2次筆記
2026年変更公式案内に従う第2次口述試験を廃止

03令和7年度は行政書士14.54%、診断士第1次23.7%・第2次17.6%

行政書士試験研究センターの令和7年度結果は、受験者50,163人、合格者7,292人、合格率14.54%でした。行政書士試験は総得点だけでなく、法令等、基礎知識、全体の三つの合格基準を同時に満たします。

中小企業診断士第1次は、全科目を受験した者18,360人、試験合格者4,344人、合格率23.7%でした。第2次は全科目受験者7,044人、最終合格者1,240人、合格率17.6%です。令和7年度までは口述がありましたが、2026年度から廃止されます。

23.7%と17.6%を掛けて診断士の正確な総合合格率とすることはできません。第1次の科目合格、他資格等による免除、前年度合格者、第2次受験資格の持越し等があるため、二段階の母集団が同じではありません。公表値は各段階の難所を示す資料として使います。

令和7年度の公表結果
試験受験者の定義受験者合格者合格率
行政書士実受験者50,163人7,292人14.54%
診断士第1次全科目を受験した者18,360人4,344人23.7%
診断士第2次全科目を受験した者7,044人1,240人17.6%

04行政書士は三基準、診断士は各段階で総点と科目・事例基準を見る

行政書士は、法令等122点以上、基礎知識24点以上、試験全体180点以上の三条件を満たします300点満点の6割だけを目標にすると、法令または基礎知識の基準を見落とします。記述式60点は行政法1問・民法2問で、択一の知識を文章化する力も必要です

中小企業診断士第1次の合格基準は、総点数60%以上で、1科目でも満点の40%未満がないことを基準に試験委員会が認める得点比率です。科目合格は各科目60%が基準です。7科目の平均だけでなく、40%未満を作らない管理が必要です。

第2次は四つの事例を筆記で解き、総点と各科目の基準を確認します。2026年度から口述がないため、筆記結果が最終合否へ直結します。最新の第2次試験案内は9月公表予定なので、基準・時間・手続は当年度案内で再確認します。

合格判定の難所
確認軸行政書士中小企業診断士
総点300点中180点以上第1次は総点60%以上が基準
足切り型基準法令等122点、基礎知識24点第1次は1科目40%未満なしが基準
記述40字程度3問・60点第2次は4事例の記述
段階一回で判定第1次合格後に第2次

05難易度は、行政書士の法解釈と診断士の科目幅・事例記述で形が違う

行政書士の難所は、行政法112点と民法76点を中心に、条文・判例の要件と例外を正確に区別し、記述式へ転換することです。法令等と基礎知識の双方に基準があり、一方へ偏れません。法律初学者は用語と法体系の理解から始めます。

中小企業診断士第1次は、経済、財務、経営、運営、法務、情報、政策の幅があります。得意科目で総点を補えても、40%未満を避ける必要があります。第2次では与件文から企業の状況を読み、限られた時間で一貫した診断・助言を文章と計算へ落とします。

公的機関は、学習時間を資格間比較する統一統計を公表していません。民間の目安を公的事実として使わず、公式問題の初回得点、未学習科目数、一週間の実時間、復習後の再現率を測ります。自分にとっての難易度は、既有知識と文章・計算の適性で変わります。

自分の難易度を測る四項目
測定行政書士で見る点診断士で見る点
公式問題行政法・民法・基礎知識の初回得点7科目と4事例の初回得点
未学習範囲法律用語、判例、記述財務、経済、情報、事例記述等
処理形式5肢・多肢・40字記述多肢選択・長文事例・計算
週の実時間11月8日から逆算8月1日と10月25日から逆算

06行政書士は許認可・書類、診断士は経営診断・助言が仕事の中心

行政書士法1条の3・1条の4は、官公署へ提出する書類、権利義務・事実証明書類等の作成、作成できる官公署提出書類の提出手続代理、一定の意見陳述手続、契約その他書類の代理作成、関連相談などを定めます。他の法律で制限される業務は扱えません。

中小企業庁は、中小企業診断士を中小企業の経営課題に対応する診断・助言の専門家とし、成長戦略と実行計画、企業と行政・金融機関等のパイプ役、中小企業施策の活用支援を役割として示します。財務・販売・生産・組織・情報などを横断して経営課題を扱います。

同じ補助金や事業計画でも、行政書士法上の書類作成・手続支援と、診断士の経営分析・助言は視点が違います。二資格を持つ場合も、行政書士としての受任範囲、診断士としての診断助言、税務・登記・労務・法律事件等の別資格領域を契約で分けます。

仕事の中心を比較
場面行政書士中小企業診断士
創業許認可、定款等、行政手続事業性、戦略、資金・実行計画
成長許可変更、契約・規程等販売、生産、組織、財務の改善
公的支援申請書類と制度手続の法定範囲施策選択、経営診断・計画支援
事業承継許認可承継、書類作成経営資源、後継、成長戦略
境界他資格法の制限を確認案件ごとに他資格業務を分担

07合格後は、行政書士が会を通じた名簿登録、診断士が15日の実務要件

行政書士試験合格者が行政書士として業務を行うには、事務所所在地の都道府県行政書士会を通じ、日本行政書士会連合会の行政書士名簿へ登録します。事務所、欠格、書類、登録・入会費用等を所属予定会で確認します。試験合格だけで行政書士を名乗って有償受任はできません

中小企業診断士第1次・第2次合格者は、第2次合格日以降3年以内に、登録実務補習または中小企業者への診断助言業務・窓口相談業務への従事を合計15日以上行い、新規登録を申請します。2026年6月からマイナポータルを使うオンライン手続が原則となりました。

中小企業診断士の登録有効期間は5年間です。更新では専門知識補充と実務従事等の要件を確認します。行政書士と診断士では登録先、事務所・所属、実務要件、更新が違うため、受験費用だけでなく合格後の時間と継続条件まで取得計画へ入れます。

合格後の登録を比較
確認行政書士中小企業診断士
登録先日行連の行政書士名簿経済産業大臣の登録簿
窓口都道府県行政書士会中小企業庁・オンライン等
実務要件試験合格者に一律15日要件なし第2次合格後3年以内に15日以上
有効期間登録制度・会則を確認5年間
業務開始登録・入会・事務所体制登録後、活動形態を整える

08企業内で使うなら、資格名より担当する工程を見る

行政書士知識は、許認可業種の法務・総務・開発・営業支援で役立ちます。ただし一般企業の従業員が資格を持つだけで、勤務先が外部顧客から行政書士業務を受任できるわけではありません。行政書士事務所・法人での勤務や登録形態、受任主体を確認します。

中小企業診断士は、経営企画、金融、コンサルティング、事業再生、生産・販売改善、中小企業支援機関などで知識を使えます。令和7年度第1次申込者26,211人のうち民間企業勤務は16,790人で、合格者4,344人のうち2,845人でした。企業勤務者が多いことは、特定職種の採用や昇給を保証しません。

求人では、資格手当だけでなく、担当業務、登録費用、実務補習・更新支援、顧客対応、分析・書類作成、異動可能性を確認します。資格の平均年収から自分の収入を予測せず、取得後に任される仕事と評価制度を勤務先へ確認します。

09独立では、行政書士は手続分野、診断士は診断テーマを絞る

行政書士の独立は、建設、運送、在留、相続、農地など扱う分野と申請先を絞り、相談から資料収集、作成、提出、補正、許可後管理までの業務工程を作ります。登録・事務所要件、職務規則、報酬掲示、情報管理、他士業連携を整えます。

中小企業診断士の独立は、業種または経営テーマを決め、診断・助言の方法、成果物、実行支援、継続契約、支援機関・金融機関との関係を作ります。登録更新に必要な知識補充と実務従事も継続して管理します。

どちらも資格取得だけで顧客が生まれるわけではありません。現職の業界知識、支援実績、紹介経路、営業、契約、品質管理が必要です。開業前に顧客像、解決する課題、業務範囲、標準工程、他専門家への引継ぎを一枚へまとめます。

独立準備の違い
準備行政書士中小企業診断士
専門軸許認可・書類・行政手続分野業種・経営課題・診断テーマ
成果物申請書、契約書、許可・届出等診断報告、戦略、実行計画等
継続変更・更新・報告・顧問実行支援・モニタリング
制度管理登録、会則、職務、報酬等登録有効期間と更新要件

10共通するのは経営法務の一部と読解方法で、主要科目は大きく違う

行政書士は行政法・民法が中心で、憲法、商法・会社法、基礎法学、基礎知識を学びます中小企業診断士第1次の経営法務には会社法・民法・知的財産等が含まれ、法律用語や条文を読む経験は一部生かせます。

しかし診断士には経済学、財務会計、企業経営理論、運営管理、情報システム、中小企業政策があり、行政書士知識だけでは対応できません。反対に診断士の経営法務を学んでも、行政書士の行政法112点や40字記述をそのまま解けるわけではありません。

共通化できるのは、主体・要件・効果・例外を整理する方法、問題で知識を取り出し誤りを記録する復習法です。科目免除の有無は各試験の当年度案内で確認し、資格を持つだけで相互の主要科目が免除されると推測しません。

学習の重なりと固有領域
領域重なり行政書士固有の重点診断士固有の重点
法務会社法・民法等の一部行政法、判例、記述経営法務の企業視点
経営企業支援の文脈基礎知識の一部経営理論・運営・政策
数字資料を読む法令点数・文章中心財務会計・経済・事例IV
情報デジタル知識の一部基礎知識経営情報システム

11行政書士を先にする人は、許認可・行政法・11月試験を使う

行政書士を先にするのは、建設・運送・在留・相続・農地等の手続へ進みたい人、官公署提出書類や契約書を扱いたい人、行政法・民法を学びたい人です。一日試験で年齢・学歴等の受験制限がなく、その年の11月へ向けて一つの合格判定を目指せます。

学習は行政法112点、民法76点を中心に、法令等122点・基礎知識24点・全体180点を同時に満たす計画を作ります。記述式を後回しにせず、条文・判例を40字で表現する練習を択一と並行します。

合格後に診断士へ進むなら、会社法等の読み方を維持しつつ、経済・財務・運営・情報へ新規に時間を配ります。行政書士学習の終了後に7科目を初めて見る計画では、翌年8月までの週時間を早めに試算します。

12中小企業診断士を先にする人は、経営実務と二段階試験を使う

中小企業診断士を先にするのは、経営企画、金融、コンサル、生産、販売、財務、IT等の経験があり、中小企業の診断・助言を仕事にしたい人です。現職の数字と事業課題が第1次・第2次の学習へ結び付くなら、知識を実務で検証できます。

第1次は8月の二日間で7科目、第2次は10月の四事例です。科目合格・免除制度を使う場合も、40%未満を避ける総合計画と第2次への記述練習が必要です。第1次合格後に初めて長文事例へ触れるのではなく、早い段階で公式問題を確認します。

診断士合格後に行政書士へ進むなら、経営法務の一部は読み方を生かせますが、行政法・民法・記述を別に学びます。診断士の二次後から11月の行政書士試験までは短いため、同じ年に両方を完成させるなら春から行政法を止めない計画が必要です。

13同年受験は可能だが、8月・10月・11月の三つを別計画にする

2026年度は、診断士第1次が8月1・2日、第2次が10月25日、行政書士が11月8日です。第2次から行政書士までは14日しかありません。診断士第2次を受けてから行政法・民法・記述を新規に完成させる計画は現実的ではありません

同年受験が向くのは、一方の主要科目を前年までに仕上げている人、週の実時間が十分で、春から両資格の固有科目を維持できる人です。法律も財務も初学なら、共通科目を期待して同時に広げるより、主試験を一つ決めます。

判断は申込前と6月に公式問題で行います。診断士は7科目と事例、行政書士は行政法・民法・基礎知識・記述の得点を測り、目標との差と一問の復習時間を記録します。一方が大きく遅れるなら、その年は基礎学習へ位置付けます。

2026年同年受験の節目
時期診断士行政書士判断
4月第1次申込と7科目測定行政法・民法の初回測定主試験を決める
8月1・2日第1次試験択一と記述を維持第2次進出を判断
10月25日第2次筆記直前期を並行残り14日を確認
11月8日登録要件の情報確認本試験次年度計画を分ける

14ダブルライセンスは、経営計画と許認可をつなぐときに使う

二資格を持つと、診断士として事業の強み、財務、販売、生産、組織を分析し、行政書士として必要な許認可・届出・契約書等を適法な範囲で支援できます。創業、新規事業、補助金、事業承継、経営改善で、戦略と行政手続が接続する場面があります。

ただし、資格を二つ持っても税務、登記、労働社会保険、訴訟・法律事件などが自動的に扱えるわけではありません。どちらの資格・契約で行う業務か、成果物、報酬、責任、秘密保持、他専門家への引継ぎを明確にします。

二つ目の資格を取る前に、顧客の課題を三つ書きます。たとえば運送会社の許可と収益改善、製造業の設備投資計画と許認可、事業承継時の許可承継と経営資源整理です。具体案件がなければ、一つ目の資格と現職経験を深める方が価値を作りやすい場合があります。

二資格が接続しやすい場面
場面診断士の視点行政書士の視点別途確認
創業市場・収益・資金計画許認可・定款等登記・税務・労務
新規事業戦略・実行計画許可要否・申請個別業法
公的支援経営課題・計画申請書類の法定範囲制度ごとの資格制限
事業承継経営資源・後継計画許認可承継・書類税・登記・紛争

15迷ったら、好きな科目ではなく一年以内に使う仕事で選ぶ

許認可の条文と提出書類を読み、依頼者の事実を行政庁の要件へ合わせたいなら行政書士へ寄ります。企業の財務・販売・生産・組織を横断し、課題分析と実行支援を行いたいなら診断士へ寄ります。両方興味がある場合は現在の職務に近い方を先にします。

次に登録までの条件を比べます。行政書士は合格後の名簿登録・会入会・事務所体制、診断士は第2次合格後3年以内に15日の実務要件と登録、その後の5年更新があります。資格を使う時期から逆算します。

最後に公式問題を解きます。行政書士は行政法・民法を含む20問と記述、診断士は第1次各科目と第2次一事例を時間付きで試します。得点だけでなく、復習に必要な時間、仕事経験との接続、続けたいかを記録します。

仕事、試験構造、登録要件、公式問題の順で行政書士と中小企業診断士を選ぶ流れ
図解合格率の高低ではなく、使う仕事と登録条件を先に選び、最後に公式問題で自分の現在地を測ります。拡大して見る ↗
取得資格を決める質問
質問行政書士へ寄る答え診断士へ寄る答え
一年以内の仕事許認可・契約・行政手続経営診断・戦略・改善
得意な処理条文・判例・要件・40字数字・経営・長文事例
試験構造一日で三基準二段階・7科目と4事例
登録後事務所・会・業務分野15日実務・5年更新

16今日やること:公式問題と仕事三場面で一つ目の資格を決める

まず両試験の公式サイトから2026年度日程、科目、合格基準、登録要件を一枚へ転記します。次に行政書士の公式問題20問と記述、中小企業診断士の第1次各科目と第2次一事例を時間付きで解き、正答率・未学習範囲・復習時間を記録します。

次に資格取得後一年以内に担当したい仕事を三つ書きます。建設・運送・在留・農地等の許認可や契約書なら行政書士、経営分析・財務・生産・販売・組織改善なら診断士です。抽象的な『企業支援』ではなく、顧客と成果物まで書きます。

行政書士を選ぶなら、このサイトの○×一問一答を10問解き、60論点から行政法・民法の弱点へ戻ります。診断士を選ぶなら、公式の7科目と4事例を基に週計画を作り、登録の15日実務要件まで予定へ入れます。二つ目は一つ目の合格と実務接点を作ってから再判断します。

よくある質問

行政書士と中小企業診断士はどちらが難しいですか?

一律には決められません。令和7年度は行政書士14.54%、診断士第1次23.7%・第2次17.6%でしたが、診断士は二段階で免除制度があり母集団が違います。行政書士は法解釈・三基準・記述、診断士は7科目・足切り型基準・4事例が難所です。

行政書士と中小企業診断士はどちらを先に取るべきですか?

許認可・契約書・行政手続を一年以内に使うなら行政書士、経営分析・成長戦略・業務改善を使うなら中小企業診断士を先にします。現職に近い方は学習を実務で確認できます。合格率ではなく、使う仕事と登録要件から取得順を決めます。

行政書士と中小企業診断士の試験科目は重なりますか?

会社法・民法等の一部と条文を読む方法は重なりますが、主要科目は大きく違います。行政書士は行政法・民法が中心、診断士は経済・財務・経営・運営・情報・政策と第2次事例が中心です。一方の合格知識だけで他方を解けるとは考えません

行政書士と中小企業診断士を同じ年に受験できますか?

受験できます。2026年度は診断士第1次が8月1・2日、第2次が10月25日、行政書士が11月8日です。第2次から行政書士までは14日しかないため、同年受験なら春から双方の固有科目を学び、公式問題の得点で主試験を決めます。

中小企業診断士は合格後すぐ登録できますか?

第1次・第2次合格者は、第2次合格日以降3年以内に、登録実務補習または診断助言業務等の実務を合計15日以上行って新規登録を申請します。2026年6月からマイナポータルによるオンライン手続が原則です。最新手引で必要書類を確認します。

行政書士と中小企業診断士のダブルライセンスは役立ちますか?

経営診断・戦略と、許認可・契約書・行政手続が接続する創業、新規事業、公的支援、事業承継では役立つ場面があります。ただし税務、登記、労務、法律事件等が自動的に扱えるわけではなく、資格・契約・報酬・責任を業務ごとに分けます。

確認した公的情報

この記事の参照元

法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。